10月18日、四条高倉スカイハイツのスカイホールで「京都も地震は来るのか」というテーマで講演会。講師は岡山理科大学総合情報学部教授瀬川輝夫様。
阪神大震災でぐしゃっとつぶれたのは古い木造住宅で、マンションは比較的安全な建物。
1964年の新潟地震で鉄筋コンクリートの建物が倒壊したため、1971年に建築基準法を大改正し、新耐震が導入されたが、それ以前の旧耐震とおおきな違いはない。
ただ、1996年に耐震改修促進法ができて、旧耐震の建物の改が話題になった。
マンションの耐震強化策には1戸@400万とか500万の費用がかかるので、長期修繕工事の実施で手一杯、とてもその余裕はない。
耐震ドアへの取換え、ピロティの補強など少ない費用で効果の高い工事をすすめる。
など、わかりやすい講演でした。そのあと、質問がありました。
「マンションは何年持ちますか」
50年くらいでしょうか。
私は「築40年のマンションが流通していますから、まず60年以上はもつのでは」と発言しました。
「地震で死ぬのが怖い、費用がかかっても耐震補強をしたい」とある高齢の管理組合役員さん。
このマンションは建物の両側を鉄骨で支えるという。
私は「両側から鉄骨で支えているのを見たら、だれが買いますか、むしろ不安を感じて売れなくなってしまいます」と説明しました。値段が下がりだすといわゆる「フィリタリングダウン」が起こり、経済的弱者や高齢者が取り残されてしまい、管理さえできないようななってしまいます。このように、建築と不動産とは見方が違います。各分野の意見を聞いてから、このような大工事はしてほしいと思いました。
